今の資産を2倍にするにのには年間何%で運用すればいいしょうか?
資産運用をするにあたって知っておいて損はない法則があります
それは 72の法則 です
72の法則とは?
複利で運用したお金が2倍になる年数をおおまかに求める法則です
「72÷利率(%)」で求めることができます
72の法則の例
年利8%で複利で運用したとき、2倍になるのは
72÷8=9
よって2倍になるのは9年となります
また、借入でも応用することができ、カードローンなどで借りっぱなししにした場合に支払う利息が何年で倍になるかを求めることができます
そもそも複利って?
ここまで書いておいてなんなんですが、複利ってなんでしょうか?
それは、元本についた利子を元本に含めてさらに利子を付けていくものです
複利の例
元本1,000,000円に年利8%として3年運用します
1年目:利息は1,000,000円×8%=80,000円なので合計1,080,000円となります
2年目:1年目の1,080,000円×8%=86,400円なので合計1,166,400円となります
3年目:2年目の1,166,400円×8%=93,312なので合計1,259,712円となりました
対義語として単利というものがありまして、こちらは一定の元本に利息をつけていくものとなります
単利の例
元本1,000,000円に年利8%として3年運用します
1年目:1,000,000円×8%=80,000円なので合計1,080,000円となります
2年目:1,000,000円×8%=80,000円なので合計1,160,000円となります
3年目:1,000,000円×8%=80,000なので合計1,240,000円となりました
複利の方が19,712円多いですね
その他の法則
72の法則に似ている法則は他にもあります
115の法則
複利で3倍になる年数を求める法則
42の法則
複利で1.5倍になる年数を求める法則
100の法則
単利で2倍になる年数を求める法則
まとめ
低金利の時代であり、銀行の定期預金の金利は0.002%のところが多いです(2021年5月時点)
これを72の法則に当てはめると2倍になるのに36,000年かかります
老後2000万円問題の騒ぎから大分時は経ちました、しかしあの騒動のおかげか将来のお金について考える人が増えているように思います(私も含めて)
今後貯めていく、運用していくお金に関して、こういった法則を使って目標や予測を立てたりするのはいかがでしょうか
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